華舞ストック部会

群馬県吾妻郡中之条町でストックの生産をされている華舞(かぶき)ストック部会様をご紹介いたします。華舞ブランドでキクでもお馴染みの生産者様ですが、本年度から「華舞ストック部会」としてスプレーストックを共販でご出荷されております。

華舞ストック部会様は、栽培密度を広く取り、太さ・ボリュームのある仕立と、水揚げ処理剤にクリザールを使用し品質保持に努め、部会員で目揃えをシーズンの内に数回行い、共販の品質のばらつきが出ないように取り組まれています。

規格は、秀品、優品ともに長さは50cm~、4枝以上咲いているものは秀品、3枝以上で茎が細いものや、少々曲がりのものは優品となります。

安定した品質に加えて、少人数の部会の良さを活かして、お客様のご要望に柔軟にフットワーク良く対応出来るように取り組まれています。

本年度から共販が始まりました。大産地には劣るかもしれませんが、お客様第一主義で可能な限り要望に応えていこうと思っています。自分主義に走らず求められているものを栽培していきたいと思っています。以前からお付き合いのある方も今まで名前すら知らなかった方も一度手に取りお試しください。

華舞ストック部会様より

ご出荷は12月の今がピークとなっております。是非ご利用よろしくお願いいたします。

細谷園芸・ラナンキュラス

山形県で生産されている細谷園芸様のラナンキュラスをご紹介させて頂きます。

細谷園芸様は山形県山形市で生産を行われています。

ラナンキュラスの生産を始めて15年ほどになりますが、10年ほど前から独自に品種改良を続けられています。品種の開発から出荷可能に至るまで長い年月がかかってしまうため、やっと近年になり出荷数量が纏まるようになってきました。

本年の出荷より完全オリジナル品種の出荷となっておりまして、オリジナル品種の中には、フリル咲き等の変わり咲きの品種が多く他産地と比較すると花弁の巻きが多い品種が多いのが特徴です。

色目に関してはピンク・黄色・オレンジの割合が高く白・赤・紫の生産は少量となっています。

1箱に纏まらない品種が多いためオリジナルMIXという名での出荷も頂いていますが、こちらにはまだ全然世に出回っていない変わったラナンキュラスも多数入っていますので、お買い求め頂くと今までに出会ったことのないラナンキュラスに出会えることもあるかもしれません。

本年は秋口より冷え込んでいることもあって株の生育は順調となっています。

出荷期間に関して、本年は11月の下旬より出荷が開始され4月上中旬頃までの出荷を予定しています。

2月、3月頃に出荷最盛期になり茎も太く品質も最高期を迎え見応え十分なラナンキュラスになります。

期間を通して高品質な細谷園芸様のラナンキュラスのご利用をお待ちしております。

コスモファーム)にじ農協・スモークグラス

コスモファーム様は福岡県久留米市で、温暖な気候を生かし春~秋をメインに草花や花木など多岐にわたり栽培されています。標高の低い場所から高い場所まで様々な場所に圃場を持っており、出荷時期をずらして栽培が可能です。

お客様に満足して買っていただける価格での栽培を目標に、冬季の暖房などは植物に対する最低温度で行うことでコストを抑え、レッドスモークグラスやパープルスモークグラスなど、色とりどりに作付けされています。

冬場にかけては長さが取りにくいため、少し短くなります。作付け面積を昨年の2倍に増やし、日量1万本を目標にした作付けから、大田花きへも安定出荷して頂ける予定となっています。その他の品目について、ラグラスやニゲラ、パンジーなどが12月下旬以降に出荷開始予定です。

業務・量販やサブスクなど、数量まとまった注文への対応が可能です。

是非ご利用のほどよろしくお願いいたします。

コスモファーム野口様ウェブサイト(http://csm-farm.jp)
こちらも是非ご覧ください!

菊池農協「わたしのいちご」

菊池地域農協「わたしの、いちご」6寸をご紹介します。

病害虫に強くさわやかな酸味と強い甘みが特徴で、商品企画から2年を費やし厳選した品種の商品です。屋内でも栽培することができ、受粉作業などがありますが、ご家族で育てる楽しみを通して食育にオススメです。またご自宅で自分だけのイチゴ狩りの気分を味わえます。

出荷時期は12月上旬~、限定生産となります。

植え替えは必要なし。土の表面が乾いたら午前中に水やりし、日中は日当たりの良い窓辺に。お花が開花したら3日以内に筆などで昼間に受粉させてあげてください。

信州諏訪・アネモネ

信州諏訪農協のアネモネをご紹介させて頂きます。
信州諏訪農協では古くからアネモネの生産を行われており現在10名の生産者で生産を行われています。


6月頃から定植を行い10月より出荷が開始されています。
出荷期間に関しては4月下旬頃までの出荷を予定しています。
(出荷ピークは2月~3月になります。)
信州諏訪農協では【モナリザ】と【ミストラルプラス】の2品種を作付けされています。

こちらもご参照下さい。
アネモネ~JA信州諏訪~

主な特徴としましては、
【モナリザ】
花の色合いが淡く、花が大きくなっており、茎が太く多収性があります。
【ミストラルプラス】
花の色合いがはっきりしており、モナリザより大輪で耐病性に優れています。
(モナリザに比べると生育は遅いです。)
昨年まではミストラルプラスの割合が圧倒的に多い状況(モナリザ1割:ミストラルプラス9割)ではありましたが早期よりアネモネを見て使って頂けるようにと本年はモナリザの割合を増やしています。本年(モナリザ3割:ミストラルプラス7割)
また色目に関しては【モナリザ】はホワイト、ディープブルー中心に7品種、【ミストラルプラス】は今とても人気が高いホワイトセンターブラックを始めブルー、レッドと11品種の生産を行っています。


生産数量的に1箱に纏まらない品種も多いので、ミックス箱を購入頂けたら珍しい品種に出会えることもあるかもしれません。
また産地で出荷の際に気を付けていることは、
① 花は開花し閉じた時点での採花をする。極端な若切りをすると花の色が出ないからです。また採花は朝と夕方の涼しい時間限定です。
② 色の偏りがないように全体の色のバランスを見て結束する。
等々、細かい注意を払い消費者に高品質なアネモネを届けられるように努力を頂いています。
是非、信州諏訪農協が生産する高品質なアネモネのご利用をお待ちしております。

ネイティブフラワー・コチア

雪を被った針葉樹林みたいに見えるこちらの花はネイティブフラワーのコチアです。手に取ってみると白いフワモコ感がかわいらしく、クリスマスの飾りつけに最適です。

このかわいらしい姿からはイメージがつかないかもしれませんが、このコチアを生産している場所は、夏場は晴天が続き雨がほぼ降らない乾燥した土地のイスラエルなんです。

この辺↓イスラエル中央部のハーブなどの草花の生産が盛んな地域で栽培されています。

イスラエルは、農業国で花の生産も盛んな場所です。栽培された花はヨーロッパをはじめ、世界へ輸出されています。

コチアは、出荷できるまでに8年かかり、非常に栽培が難しい商材です。
南半球のオーストラリアでも栽培はしていますが、12月のクリスマスに出荷最盛期を迎えられるのは世界広しといえどもイスラエルのみです!
木本植物のコチアは日照量が重要で、イスラエルの夏は雨がほぼなく、晴天の日が続きます。夏場に十分にお日様に充てることができ、クリスマスのシーズンに出荷を合わせることができるのです。

管理方法は、コチアは水が汚れやすいので、先ず茎下部の葉をしっかりと落としてから水揚げすることと、小まめに水換えをすることが大切です。
又、長く楽しむには、水が下がってきたらそのまま干してドライにすると綺麗にドライになり楽しめます。

他のフワモコ商材よりも茎が長い(取扱いは40~70㎝がございます)ので、幅広い用途に適しています。

出荷時期は10月下旬から12月クリスマス迄となります。本年コロナの影響で航空運賃が高騰している影響もありましたが、イスラエルでも日本同様に技術のある生産者が後継者不足で年々減っており、栽培量が減少傾向にあるようです。コチアを取り巻く環境は厳しい状態ではありますが、商社様も一生懸命集荷頂いております。

是非、ご利用の程よろしくお願いいたします。

三豊のラナンキュラス

JA香川県三豊花き部会は、香川県の西端(愛媛県との境)に位置し、観音寺市と三豊市から構成されています。
荘内半島を中心とし、冬は温暖で霜が降りにくく、年間を通して日照量が多い、恵まれた風土・気象条件を活かして高品質な花を生産しています。

三豊のラナンキュラスは15名で生産を行われています。

香川県で育成されたオリジナルの品種を総称して【てまり】シリーズと呼んでいます。

シリーズ名の【てまり】は、つぼみの時の花の形が、香川の伝統工芸品【讃岐かがり手鞠】に似ていることが由来となっています。

オリジナル品種の数は現在10数品種ですが、花弁数が多くボリュームがあり、かわいくて日持ちも良く、【ゆずてまり】や【レモンてまり】等は柑橘系の香りがすることも大きな特徴です。

てまりシリーズと竜宮シリーズ

現在、【てまりシリーズ】は14名で生産され、残りの1名で【竜宮シリーズ】を生産されています。

【竜宮シリーズ】は生産者の方が育種したオリジナル品種で約20品種生産されています。

なぜ、【竜宮】と名付けられたかと言うと、生産者が三豊市詫間町に住んでおり、この詫間町が浦島太郎の竜宮伝説の発祥となっているのが由来となっています。

こちらの記事もお楽しみください。

出荷時期は11月中旬~4月中旬頃までを予定しています。

香川県オリジナルのラナンキュラスのご利用を宜しくお願い致します。

田川農協本所のアスター

福岡県田川農業本所様からご出荷頂いていますアスターをご紹介いたします。

通常、アスターは連作障害が出やすい植物ですが、田川農協本所のアスターは国内で唯一、周年出荷を実現されています。

なぜ途切れの無い出荷が可能かというと、自主育成の苗を使い、「粒状オアシス」という特殊な培地を用い高設隔離ベンチにて栽培しており、菌を繁殖させない為、期間を開けずに出荷が出来るのです。

ラインナップは、ステラピンク・トップブルー・レッドの3品種を中心に、時期によりやや品薄になる色目もございますが、1月から12月まで周年出荷をされています。

ポンポン咲きのマカロンシリーズも出荷されています。お菓子のマカロンみたいで可愛らしいですね。
又、種苗メーカーと連携し試作品種の育種にもチャレンジ頂いております。


先進的な取り組みと、安定供給の田川のアスターをご紹介いたしました。
ご利用の程よろしくお願いいたします。

クリスマスに向けて

もうすぐクリスマス。最近はリース花材も種類が豊富ですね。その中から世界的に人気の2品種をご紹介致します。

まずは、南アフリカ産のシルバーブルニアです。シルバーブルニアは原産国が南アフリカでブルニア科の低木です。温暖な気候で栽培されており、今は20℃前後と、これから夏に向かいます。シルバーブルニアの特徴は、枝先で多数に分かれて銀白色の丸い実をつけるのが最大の特徴です。茎も固すぎず実割れが少ないため非常に扱いやすい商材です。ブーケに用いても良いですが、最大の魅力を発揮するのは、何といってもリースやアレンジのアイテムとして用いることです。また、スワッグやドライフラワーにも使え、日保ちが良いので長く楽しめます。11月一杯は安定した入荷を予定してます。

続いては、こちらも南アフリカ産のリューカデンドロンのジェイドパールです。

Lジェイドパールは南アフリカが原産国でヤマモガシ科のワイルドフラワーの代表格のお花です。ケープタウンの雄大な大地で育まれ季節ごとに変化を楽しめます。Lジェイドパールは白い丸い玉が最大の特徴です。白玉品種で一番王道の大きさで、流通量も一番多い品種となっています。11月中は安定した入荷となりますが、その後は終盤を迎えるため、12月中旬頃には出荷終了となります。日保ちも良いため、ブーケやアレンジ、スワッグ、リース商材として重宝します。

今回は、クリスマスの花材に揃えたい人気の花をご紹介しました。欧州でも王道クリスマス商材ですので、商品を見かけた際には是非、ご利用下さい!

グリーンハウス田代・スナップ

今回は、グリーンハウス田代さんのスナップをご紹介いたします。
田代様は、現在は2代目へ引き継がれ、栃木県塩谷郡高根沢町でスナップをはじめ、ストック、ケイトウ、菜の花を生産されております。先代の頃から使っているカーネーションの絵が入っている箱が目印です。

田代さんのスナップの特徴は、しなやかな茎。寒暖の差を利用することで芯のある仕上がりになっています。

これからの時期は寒さに当てることで発色を良くし、収穫後の管理にクリザール処理をして日持ちするようにして品質への取り組みをされています。また水揚げ中に開花促進しないように低温処理を徹底されています。お客様の要望に柔軟にこたえられるように、細やかなMIX箱も随時対応可能。スナップの茎のように、田代さんも柔軟でフレキシブルなんですね。

スナップの出荷は10月~翌5月までになります。
これからのグリーンハウス田代さんのおすすめ品種はブライダルピンク(複色系のピンク品種)です。

綺麗な色が出ていますね~。

ラインナップは、12月~1月にストック、5月~9月にケイトウ、2月~3月に菜の花を栽培しています。作付け面積は、スナップ:1000坪、ストック:720坪で、現在作付総面積は、2800坪ですが、まだ生産面積には余裕があるとのこと。

グリーンハウス田代さんのスナップは確りとした茎の為、ホームユースから贈答用まで幅広い使用ができます。是非ご利用よろしくお願いいたします。