小塙園芸・レッドベリーズ(万両)

小塙園芸様の万両、レッドベリーズ 5寸5入りをご紹介いたします。
茨城県の温暖な気候と海沿いでさえぎるものも少ない、日照時間が多いエリアで栽培しております。

昔ながらの万両とは異なり、レッドベリーズは丈が大きくなりすぎず真っ赤な実をたくさん付けてくれます。万両といえば屋外での管理が必須でしたが、室内で鑑賞でき、実保ちが良いのが特徴です。
出荷は11月下旬より始まり、12月中旬頃まで続きます。小塙園芸様は、その他に冬はシクラメン、春にはカーネーションと季節商品を中心に生産しております。

管理方法は、屋内鑑賞の場合には、日当たりの良い場所に置いて、土の表面が乾いたらたっぷりとあげてください。地植えする場合には、半日陰の場所に植えてください。鉢植えのまま管理する場合も同じですが、多くの実をつけるには、夏場の水遣りを極力少なく(ほぼあげない)することがコツです。

日本水仙‐春の訪れを知らせてくれる花

水仙はヒガンバナ科の多年草で、地中海中心に幅広く分布しており11月~4月の間に花を咲かせる植物です。咲き方などで12系統に分類されており、代表的な種類にはラッパ水仙・八重咲き水仙・房咲き水仙・口紅水仙などがあります。
日本水仙は房咲き水仙と言われる分類に含まれており、和名では「雪中花」とも呼ばれており、「水仙」という言葉は松尾芭蕉・与謝野蕪村の詩にも冬の季語として用いられています。


切花の水仙は、10月後半頃から市場に入荷し始め、12月の年末商材として取引量が多くなります。諸説ありますが、昔は冬に咲く花が少なく、香りが強く春を感じる事ができるので正月に飾ることが定着したと考えられています。

水仙の規格に4枚葉、3枚葉などがあるのは、お稽古で用いられる事が多く、要望頂いた葉枚数に応じて出荷者様が注文対応をして頂いています。使用方法は流派によって様々ですが、4枚で生ける流派・3枚で生ける流派とある事から規格として分けたのが最初のようです。生花(セイカ・ショウカ)と呼ばれる生け方をする流派は4枚、池坊など小原流・草月などは3枚でも構わないようです。

又、生ける際に、袴(茎の白い部分)から葉をバラし組み直した上で再度袴に戻す工程があります。その際に袴が短いと上手く葉が戻らない為、お稽古の先生方からご要望頂くのは「3cm」。また曲がっていると組み直しにくい為、まっすぐな物が良いとされています。

各産地様からご出荷を頂いておりますが、その中でも千葉県の鋸南町からご出荷を頂く日本水仙は、使い易さにこだわりご出荷されています。
こだわりのポイントは、共選では切り前の固さ葉先の状態葉と花のバランスで秀、優、良と各等階級の基準を厳しく設定され、安心してお使い頂けるように選別されています。又、袴の長さは2cm以上で真っすぐなものを、全箱品質検査をされてご出荷を頂いています。

今年の水仙の入荷状況は、こちらをご覧ください。


本年も集荷に力を入れておりますので、年末商材として日本水仙のご利用よろしくお願い致します。

川手農園・春の七草

川手農園・春の七草 5寸、7寸をご紹介します。

『東京の花どころ江戸川』。朝顔市の約7割が江戸川区産と、都内でも花の生産トップのエリアにて生産しております。江戸川区は豊かな河川と東京湾に面したみどり豊かな水辺のエリアです。

昔からお正月明けに食べられていた「春の七草粥」に使われていた材料を再現した寄せ植えです。園芸商品ですので観賞用となります。また使われている植物も意味があって使われています。それぞれの植物をなぜ七草に使われているのかご家族で調べて昔の人々の思いを知ることも新しいお正月の迎え方かもしれません。

12月20日以降から出荷となります。(在庫が無くなり次第終了となります。)
その他季節の花苗や春には野菜苗などの生産もございます。

ジョウロでの水やりですと、形が崩れてしまいますので、霧吹きなどでやさしく水をあげてください。室内の暖かい乾燥した場所では、葉が黄色くなるのが早まりますので、涼しい場所で管理してください。

華舞ストック部会

群馬県吾妻郡中之条町でストックの生産をされている華舞(かぶき)ストック部会様をご紹介いたします。華舞ブランドでキクでもお馴染みの生産者様ですが、本年度から「華舞ストック部会」としてスプレーストックを共販でご出荷されております。

華舞ストック部会様は、栽培密度を広く取り、太さ・ボリュームのある仕立と、水揚げ処理剤にクリザールを使用し品質保持に努め、部会員で目揃えをシーズンの内に数回行い、共販の品質のばらつきが出ないように取り組まれています。

規格は、秀品、優品ともに長さは50cm~、4枝以上咲いているものは秀品、3枝以上で茎が細いものや、少々曲がりのものは優品となります。

安定した品質に加えて、少人数の部会の良さを活かして、お客様のご要望に柔軟にフットワーク良く対応出来るように取り組まれています。

本年度から共販が始まりました。大産地には劣るかもしれませんが、お客様第一主義で可能な限り要望に応えていこうと思っています。自分主義に走らず求められているものを栽培していきたいと思っています。以前からお付き合いのある方も今まで名前すら知らなかった方も一度手に取りお試しください。

華舞ストック部会様より

ご出荷は12月の今がピークとなっております。是非ご利用よろしくお願いいたします。

細谷園芸・ラナンキュラス

山形県で生産されている細谷園芸様のラナンキュラスをご紹介させて頂きます。

細谷園芸様は山形県山形市で生産を行われています。

ラナンキュラスの生産を始めて15年ほどになりますが、10年ほど前から独自に品種改良を続けられています。品種の開発から出荷可能に至るまで長い年月がかかってしまうため、やっと近年になり出荷数量が纏まるようになってきました。

本年の出荷より完全オリジナル品種の出荷となっておりまして、オリジナル品種の中には、フリル咲き等の変わり咲きの品種が多く他産地と比較すると花弁の巻きが多い品種が多いのが特徴です。

色目に関してはピンク・黄色・オレンジの割合が高く白・赤・紫の生産は少量となっています。

1箱に纏まらない品種が多いためオリジナルMIXという名での出荷も頂いていますが、こちらにはまだ全然世に出回っていない変わったラナンキュラスも多数入っていますので、お買い求め頂くと今までに出会ったことのないラナンキュラスに出会えることもあるかもしれません。

本年は秋口より冷え込んでいることもあって株の生育は順調となっています。

出荷期間に関して、本年は11月の下旬より出荷が開始され4月上中旬頃までの出荷を予定しています。

2月、3月頃に出荷最盛期になり茎も太く品質も最高期を迎え見応え十分なラナンキュラスになります。

期間を通して高品質な細谷園芸様のラナンキュラスのご利用をお待ちしております。

コスモファーム)にじ農協・スモークグラス

コスモファーム様は福岡県久留米市で、温暖な気候を生かし春~秋をメインに草花や花木など多岐にわたり栽培されています。標高の低い場所から高い場所まで様々な場所に圃場を持っており、出荷時期をずらして栽培が可能です。

お客様に満足して買っていただける価格での栽培を目標に、冬季の暖房などは植物に対する最低温度で行うことでコストを抑え、レッドスモークグラスやパープルスモークグラスなど、色とりどりに作付けされています。

冬場にかけては長さが取りにくいため、少し短くなります。作付け面積を昨年の2倍に増やし、日量1万本を目標にした作付けから、大田花きへも安定出荷して頂ける予定となっています。その他の品目について、ラグラスやニゲラ、パンジーなどが12月下旬以降に出荷開始予定です。

業務・量販やサブスクなど、数量まとまった注文への対応が可能です。

是非ご利用のほどよろしくお願いいたします。

コスモファーム野口様ウェブサイト(http://csm-farm.jp)
こちらも是非ご覧ください!

菊池農協「わたしのいちご」

菊池地域農協「わたしの、いちご」6寸をご紹介します。

病害虫に強くさわやかな酸味と強い甘みが特徴で、商品企画から2年を費やし厳選した品種の商品です。屋内でも栽培することができ、受粉作業などがありますが、ご家族で育てる楽しみを通して食育にオススメです。またご自宅で自分だけのイチゴ狩りの気分を味わえます。

出荷時期は12月上旬~、限定生産となります。

植え替えは必要なし。土の表面が乾いたら午前中に水やりし、日中は日当たりの良い窓辺に。お花が開花したら3日以内に筆などで昼間に受粉させてあげてください。

信州諏訪・アネモネ

信州諏訪農協のアネモネをご紹介させて頂きます。
信州諏訪農協では古くからアネモネの生産を行われており現在10名の生産者で生産を行われています。


6月頃から定植を行い10月より出荷が開始されています。
出荷期間に関しては4月下旬頃までの出荷を予定しています。
(出荷ピークは2月~3月になります。)
信州諏訪農協では【モナリザ】と【ミストラルプラス】の2品種を作付けされています。

こちらもご参照下さい。
アネモネ~JA信州諏訪~

主な特徴としましては、
【モナリザ】
花の色合いが淡く、花が大きくなっており、茎が太く多収性があります。
【ミストラルプラス】
花の色合いがはっきりしており、モナリザより大輪で耐病性に優れています。
(モナリザに比べると生育は遅いです。)
昨年まではミストラルプラスの割合が圧倒的に多い状況(モナリザ1割:ミストラルプラス9割)ではありましたが早期よりアネモネを見て使って頂けるようにと本年はモナリザの割合を増やしています。本年(モナリザ3割:ミストラルプラス7割)
また色目に関しては【モナリザ】はホワイト、ディープブルー中心に7品種、【ミストラルプラス】は今とても人気が高いホワイトセンターブラックを始めブルー、レッドと11品種の生産を行っています。


生産数量的に1箱に纏まらない品種も多いので、ミックス箱を購入頂けたら珍しい品種に出会えることもあるかもしれません。
また産地で出荷の際に気を付けていることは、
① 花は開花し閉じた時点での採花をする。極端な若切りをすると花の色が出ないからです。また採花は朝と夕方の涼しい時間限定です。
② 色の偏りがないように全体の色のバランスを見て結束する。
等々、細かい注意を払い消費者に高品質なアネモネを届けられるように努力を頂いています。
是非、信州諏訪農協が生産する高品質なアネモネのご利用をお待ちしております。

ネイティブフラワー・コチア

雪を被った針葉樹林みたいに見えるこちらの花はネイティブフラワーのコチアです。手に取ってみると白いフワモコ感がかわいらしく、クリスマスの飾りつけに最適です。

このかわいらしい姿からはイメージがつかないかもしれませんが、このコチアを生産している場所は、夏場は晴天が続き雨がほぼ降らない乾燥した土地のイスラエルなんです。

この辺↓イスラエル中央部のハーブなどの草花の生産が盛んな地域で栽培されています。

イスラエルは、農業国で花の生産も盛んな場所です。栽培された花はヨーロッパをはじめ、世界へ輸出されています。

コチアは、出荷できるまでに8年かかり、非常に栽培が難しい商材です。
南半球のオーストラリアでも栽培はしていますが、12月のクリスマスに出荷最盛期を迎えられるのは世界広しといえどもイスラエルのみです!
木本植物のコチアは日照量が重要で、イスラエルの夏は雨がほぼなく、晴天の日が続きます。夏場に十分にお日様に充てることができ、クリスマスのシーズンに出荷を合わせることができるのです。

管理方法は、コチアは水が汚れやすいので、先ず茎下部の葉をしっかりと落としてから水揚げすることと、小まめに水換えをすることが大切です。
又、長く楽しむには、水が下がってきたらそのまま干してドライにすると綺麗にドライになり楽しめます。

他のフワモコ商材よりも茎が長い(取扱いは40~70㎝がございます)ので、幅広い用途に適しています。

出荷時期は10月下旬から12月クリスマス迄となります。本年コロナの影響で航空運賃が高騰している影響もありましたが、イスラエルでも日本同様に技術のある生産者が後継者不足で年々減っており、栽培量が減少傾向にあるようです。コチアを取り巻く環境は厳しい状態ではありますが、商社様も一生懸命集荷頂いております。

是非、ご利用の程よろしくお願いいたします。

三豊のラナンキュラス

JA香川県三豊花き部会は、香川県の西端(愛媛県との境)に位置し、観音寺市と三豊市から構成されています。
荘内半島を中心とし、冬は温暖で霜が降りにくく、年間を通して日照量が多い、恵まれた風土・気象条件を活かして高品質な花を生産しています。

三豊のラナンキュラスは15名で生産を行われています。

香川県で育成されたオリジナルの品種を総称して【てまり】シリーズと呼んでいます。

シリーズ名の【てまり】は、つぼみの時の花の形が、香川の伝統工芸品【讃岐かがり手鞠】に似ていることが由来となっています。

オリジナル品種の数は現在10数品種ですが、花弁数が多くボリュームがあり、かわいくて日持ちも良く、【ゆずてまり】や【レモンてまり】等は柑橘系の香りがすることも大きな特徴です。

てまりシリーズと竜宮シリーズ

現在、【てまりシリーズ】は14名で生産され、残りの1名で【竜宮シリーズ】を生産されています。

【竜宮シリーズ】は生産者の方が育種したオリジナル品種で約20品種生産されています。

なぜ、【竜宮】と名付けられたかと言うと、生産者が三豊市詫間町に住んでおり、この詫間町が浦島太郎の竜宮伝説の発祥となっているのが由来となっています。

こちらの記事もお楽しみください。

出荷時期は11月中旬~4月中旬頃までを予定しています。

香川県オリジナルのラナンキュラスのご利用を宜しくお願い致します。