ネイティブフラワー・コチア

雪を被った針葉樹林みたいに見えるこちらの花はネイティブフラワーのコチアです。手に取ってみると白いフワモコ感がかわいらしく、クリスマスの飾りつけに最適です。

このかわいらしい姿からはイメージがつかないかもしれませんが、このコチアを生産している場所は、夏場は晴天が続き雨がほぼ降らない乾燥した土地のイスラエルなんです。

この辺↓イスラエル中央部のハーブなどの草花の生産が盛んな地域で栽培されています。

イスラエルは、農業国で花の生産も盛んな場所です。栽培された花はヨーロッパをはじめ、世界へ輸出されています。

コチアは、出荷できるまでに8年かかり、非常に栽培が難しい商材です。
南半球のオーストラリアでも栽培はしていますが、12月のクリスマスに出荷最盛期を迎えられるのは世界広しといえどもイスラエルのみです!
木本植物のコチアは日照量が重要で、イスラエルの夏は雨がほぼなく、晴天の日が続きます。夏場に十分にお日様に充てることができ、クリスマスのシーズンに出荷を合わせることができるのです。

管理方法は、コチアは水が汚れやすいので、先ず茎下部の葉をしっかりと落としてから水揚げすることと、小まめに水換えをすることが大切です。
又、長く楽しむには、水が下がってきたらそのまま干してドライにすると綺麗にドライになり楽しめます。

他のフワモコ商材よりも茎が長い(取扱いは40~70㎝がございます)ので、幅広い用途に適しています。

出荷時期は10月下旬から12月クリスマス迄となります。本年コロナの影響で航空運賃が高騰している影響もありましたが、イスラエルでも日本同様に技術のある生産者が後継者不足で年々減っており、栽培量が減少傾向にあるようです。コチアを取り巻く環境は厳しい状態ではありますが、商社様も一生懸命集荷頂いております。

是非、ご利用の程よろしくお願いいたします。

クリスマスに向けて

もうすぐクリスマス。最近はリース花材も種類が豊富ですね。その中から世界的に人気の2品種をご紹介致します。

まずは、南アフリカ産のシルバーブルニアです。シルバーブルニアは原産国が南アフリカでブルニア科の低木です。温暖な気候で栽培されており、今は20℃前後と、これから夏に向かいます。シルバーブルニアの特徴は、枝先で多数に分かれて銀白色の丸い実をつけるのが最大の特徴です。茎も固すぎず実割れが少ないため非常に扱いやすい商材です。ブーケに用いても良いですが、最大の魅力を発揮するのは、何といってもリースやアレンジのアイテムとして用いることです。また、スワッグやドライフラワーにも使え、日保ちが良いので長く楽しめます。11月一杯は安定した入荷を予定してます。

続いては、こちらも南アフリカ産のリューカデンドロンのジェイドパールです。

Lジェイドパールは南アフリカが原産国でヤマモガシ科のワイルドフラワーの代表格のお花です。ケープタウンの雄大な大地で育まれ季節ごとに変化を楽しめます。Lジェイドパールは白い丸い玉が最大の特徴です。白玉品種で一番王道の大きさで、流通量も一番多い品種となっています。11月中は安定した入荷となりますが、その後は終盤を迎えるため、12月中旬頃には出荷終了となります。日保ちも良いため、ブーケやアレンジ、スワッグ、リース商材として重宝します。

今回は、クリスマスの花材に揃えたい人気の花をご紹介しました。欧州でも王道クリスマス商材ですので、商品を見かけた際には是非、ご利用下さい!

クリスマスブッシュ

これから夏本番になる南半球、オーストラリアのニューサウスウエールズ地方から、クリスマスの頃に咲くお花をご紹介いたします。

その名もクリスマスブッシュです。正式名称はNew South Wales Christmas bushという名前になります。ニューサウスウェールズ地方は、夏季には高温、乾燥状態となり、山火事が頻発するほど乾燥しています。過酷な環境にも美しい花は育つのですね。

こちらの写真の品種は、大田花きではフェスティバルブッシュという名前で流通しています。赤い星型のお花(正確にはガク)がクリスマスを告げる花として魅力であり、最大の特徴です。色は赤~白までありますが、主に流通しているのは赤になります。長さは30cm~1M10cmと幅がある為、ディスプレイからアレンジまで幅広く利用できます。

本年はコロナ禍で、航空運賃が2倍と値段が高騰している状況で、出荷時期は10月下旬から12月上旬までとなりますが、状況次第では終了時期が早まる可能性があります。商品入荷した際は是非、ご利用の程よろしくお願いいたします。

商品担当 渡辺(愛)

入荷商品をUPして参ります

入荷商品を今後ともご案内いたします

季節感や新品種・お薦め商材など、弊社担当者がお伝えすべき内容を発信してまいりますので、お楽しみに願います。

本日は以下のラインナップを発信いたします!

リンドウには蕾が開くタイプの笹系リンドウと、開かないタイプのエゾ系リンドウが御座いますが、今回は笹系リンドウをご案内いたします。

咲き分け品種(一本から紫系と白系の2色が楽しめるタイプ)や、三倍体の大輪系ピンク、オリジナルの白系品種や紫でも濃淡様々出揃っております。

この時期だからこそ東北方面の気温低下に伴い、リンドウの葉っぱが色付き紅葉してまいりますので、10月31日のハロウィンに向けたオレンジのカボチャなどと相性ピッタリ。季節商材でもあるリンドウをご堪能下さい。

年々脚光を浴び、徐々に認知度高まるディスバッドマムのバリエーションも豊富になってまいりましたし、2002年オランダで開催された国際園芸博覧会で見事金賞を獲得したグロリオサのサザンウィンドもゴージャスですよね。

認知度抜群のカスミソウ。可憐な小さい花が沢山ついておりますが、カスミソウにも品種があり、花の大きさが異なっております。ご存じでしたか?

山形からはお月見で定番アイテムである吾亦紅(ワレモコウ)が入荷してます。

輸入品ではこれまたハロウィンにぴったりのピンクッションが入荷しており、赤・オレンジ・黄色の3色が出回ってますが、今回は赤とオレンジをご紹介しました。

あらゆる場面で技術力あるお花屋さんが、ご希望のシチュエーションにピッタリのアイテムで「瞬間」を演出いたします。「こないだ大田花きのサイトで見かけたお花が売ってる!」と身近に感じて頂けるように、引き続き旬のお勧め情報をご提案してまいります♪