田川農協本所のアスター

福岡県田川農業本所様からご出荷頂いていますアスターをご紹介いたします。

通常、アスターは連作障害が出やすい植物ですが、田川農協本所のアスターは国内で唯一、周年出荷を実現されています。

なぜ途切れの無い出荷が可能かというと、自主育成の苗を使い、「粒状オアシス」という特殊な培地を用い高設隔離ベンチにて栽培しており、菌を繁殖させない為、期間を開けずに出荷が出来るのです。

ラインナップは、ステラピンク・トップブルー・レッドの3品種を中心に、時期によりやや品薄になる色目もございますが、1月から12月まで周年出荷をされています。

ポンポン咲きのマカロンシリーズも出荷されています。お菓子のマカロンみたいで可愛らしいですね。
又、種苗メーカーと連携し試作品種の育種にもチャレンジ頂いております。


先進的な取り組みと、安定供給の田川のアスターをご紹介いたしました。
ご利用の程よろしくお願いいたします。

クリスマスに向けて

もうすぐクリスマス。最近はリース花材も種類が豊富ですね。その中から世界的に人気の2品種をご紹介致します。

まずは、南アフリカ産のシルバーブルニアです。シルバーブルニアは原産国が南アフリカでブルニア科の低木です。温暖な気候で栽培されており、今は20℃前後と、これから夏に向かいます。シルバーブルニアの特徴は、枝先で多数に分かれて銀白色の丸い実をつけるのが最大の特徴です。茎も固すぎず実割れが少ないため非常に扱いやすい商材です。ブーケに用いても良いですが、最大の魅力を発揮するのは、何といってもリースやアレンジのアイテムとして用いることです。また、スワッグやドライフラワーにも使え、日保ちが良いので長く楽しめます。11月一杯は安定した入荷を予定してます。

続いては、こちらも南アフリカ産のリューカデンドロンのジェイドパールです。

Lジェイドパールは南アフリカが原産国でヤマモガシ科のワイルドフラワーの代表格のお花です。ケープタウンの雄大な大地で育まれ季節ごとに変化を楽しめます。Lジェイドパールは白い丸い玉が最大の特徴です。白玉品種で一番王道の大きさで、流通量も一番多い品種となっています。11月中は安定した入荷となりますが、その後は終盤を迎えるため、12月中旬頃には出荷終了となります。日保ちも良いため、ブーケやアレンジ、スワッグ、リース商材として重宝します。

今回は、クリスマスの花材に揃えたい人気の花をご紹介しました。欧州でも王道クリスマス商材ですので、商品を見かけた際には是非、ご利用下さい!

グリーンハウス田代・スナップ

今回は、グリーンハウス田代さんのスナップをご紹介いたします。
田代様は、現在は2代目へ引き継がれ、栃木県塩谷郡高根沢町でスナップをはじめ、ストック、ケイトウ、菜の花を生産されております。先代の頃から使っているカーネーションの絵が入っている箱が目印です。

田代さんのスナップの特徴は、しなやかな茎。寒暖の差を利用することで芯のある仕上がりになっています。

これからの時期は寒さに当てることで発色を良くし、収穫後の管理にクリザール処理をして日持ちするようにして品質への取り組みをされています。また水揚げ中に開花促進しないように低温処理を徹底されています。お客様の要望に柔軟にこたえられるように、細やかなMIX箱も随時対応可能。スナップの茎のように、田代さんも柔軟でフレキシブルなんですね。

スナップの出荷は10月~翌5月までになります。
これからのグリーンハウス田代さんのおすすめ品種はブライダルピンク(複色系のピンク品種)です。

綺麗な色が出ていますね~。

ラインナップは、12月~1月にストック、5月~9月にケイトウ、2月~3月に菜の花を栽培しています。作付け面積は、スナップ:1000坪、ストック:720坪で、現在作付総面積は、2800坪ですが、まだ生産面積には余裕があるとのこと。

グリーンハウス田代さんのスナップは確りとした茎の為、ホームユースから贈答用まで幅広い使用ができます。是非ご利用よろしくお願いいたします。

ラナン始まる!

長野県松本に拠点をおく(株)フラワースピリット様を紹介致します。フラワースピリット様は松本市周辺の生産者約20名でラナンキュラスの生産に励んでおられます。フラワースピリット様のラナンキュラスの特徴は他産地にないその花の大きさにあります。長い年月をかけて独自の栽培方法を築き花の大きいラナンキュラスの生産に成功しました。一番大きい規格で”スーパーローヌ”と呼ばれる規格は花の直径が13cm以上の巨体輪となっています。更に規格は、”ローヌ”、”カルノ”、”スーパー”、”セレクト”、”スタンダード”と続いており大きいサイズから小さなサイズまで細かく花の大きさを分けて出荷頂いています。

現在、ラナンキュラスの生産量は日本一で、オリジナル品種を含めると約150種の作付けを行っています。スタンダードな咲き方の品種からシャルロット系、ラックス系、モロッコ系と幅広い咲き方のラナンキュラスまで生産しております。     (画像は左からシャルロット、シャルロットオレンジ、シャルロットローズ)

出荷期間は11月~来年3月までの5ヵ月間が中心となります。安定して高品質なフラワースピリット様のラナンキュラスのご利用宜しくお願い致します。

クリスマスブッシュ

これから夏本番になる南半球、オーストラリアのニューサウスウエールズ地方から、クリスマスの頃に咲くお花をご紹介いたします。

その名もクリスマスブッシュです。正式名称はNew South Wales Christmas bushという名前になります。ニューサウスウェールズ地方は、夏季には高温、乾燥状態となり、山火事が頻発するほど乾燥しています。過酷な環境にも美しい花は育つのですね。

こちらの写真の品種は、大田花きではフェスティバルブッシュという名前で流通しています。赤い星型のお花(正確にはガク)がクリスマスを告げる花として魅力であり、最大の特徴です。色は赤~白までありますが、主に流通しているのは赤になります。長さは30cm~1M10cmと幅がある為、ディスプレイからアレンジまで幅広く利用できます。

本年はコロナ禍で、航空運賃が2倍と値段が高騰している状況で、出荷時期は10月下旬から12月上旬までとなりますが、状況次第では終了時期が早まる可能性があります。商品入荷した際は是非、ご利用の程よろしくお願いいたします。

商品担当 渡辺(愛)

波崎の松

茨城県鹿島・波崎地区では秋晴れの日が続く10月後半ごろから松市に向けて出荷作業が始まります。私たちが年末に飾る松は畑で栽培されています。一見すると稲刈りのようですね。間隔狭く植えられて、圃場で3年~4年、苗からこの丈になるまで大切に育てられています。このページではほんの一部しかご紹介出来ておりませんが、非常に手間がかかっていますね。



みんなで力を合わせ、刈り取り。刈り取られた松は選別したのちトラックに載せられ、製品にするために作業場へ移動します。

作業場まで運ばれたら、太さや穂の長さなど丁寧に品質を見て余分な葉や枝を落し、製品の形へと整えられていきます。

熟練の技で、品質を見ながら長さや太さの規格をそろえ、定められた本数毎に束にされます。

2020年の松市は12月6日の午前7時からスタートです。
その日まで、5度に管理されている保冷庫で水を切らさないようにしながら保管。長さがピシッとそろっており、上から見ると緑の絨毯のようで繊細な仕事をされていることが十二分に伝わってきます。

家庭の幸せを見守ってくれる年神様をお迎えする正月飾り、是非松を飾ってみて下さい。

明日香園のケイトウ・アスカセレクトシリーズ

明日香園のゆりのふる里は、佐賀県太良町です。風光明媚な太良町は、佐賀県と長崎県の県境にあり、目の前に広がる有明海は日本一の干満の差があり、カニを始めとする魚介類の宝庫です。また農園は標高1,000mの多良岳の山腹(標高:約100m)に位置しております。

その① オリジナルの色が豊富です。
少し光沢のある色合いは、ブライダル等にも使え他の花を引き立ててくれます。
その② 花姿がきれいです。
かたい茎と花を持ち、使いやすい形です。頭と茎のバランスもよく長さも十分とれるので大きめの花束やスタンド花としてもご利用いただけます、
その③ 自然にやさしい農法です。
有機栽培、減農薬栽培で、花にも人にもやさしい農法です。花の持つ力を最大限に引き出すことが出来ます。日持ちもします。

品種に移り変わりはありますが、当社にご出荷頂いているケイトウ産地の中では最長期間で、梅雨時期はカビ防止の為お休みですが、5月のゴールデンウィークから12月までご出荷が御座います。

頭だけ苔のように使うことも出来ますし、アレンジ、ブーケ、ドライと多種多様な使い方が出来ます。セッカケイトウのようながっしりとした作りの為、生け込みにもお勧めです。是非ご利用の程よろしくお願いいたします。

引用:明日香園ウェブサイト(http://asukaen.com/)
こちらも是非ご覧ください!

商品担当 渡辺(愛)

都内の様々な場所で菊まつりが開催されています!

都内では最速の開催となる亀戸天神の菊まつりが10月25日から始まりました。
開花状況としては蕾がまだ固い状態の菊もありますが、徐々に小菊が開花し始め、展示されている方にお話を伺ったところ、今年は終盤が見頃になりそうとのことでした。丁度、七五三の日、11/15(日)頃が見頃になるのではないでしょうか。

スカイツリーを模した菊のタワーは開花すればバックのスカイツリーとあわせてかなりインスタ映えしそうです。湯島天神など他の神社でも菊まつりが開催されており、コロナ禍以降初となる大きな花見イベントのため今年の都内の菊まつりは賑わいそうです。

花ざかり様を始め、ALL4MUM様・秋田おばこ様等も旬となっております。

菊まつりにお出かけの際は併せて谷中銀座や月島の下町でネコを見ながら風情ある植木を観察してみるのもオススメです。

合わせてこちらの記事もお楽しみください。
11月6日の「いいマムの日」
いいマムの日2

Written by Masaya Murata
Edited by Takashina

ポインセチアが本格出荷!

本日は静岡県富士宮市でポインセチアを生産している高橋園芸様をご紹介いたします。

高橋園芸様は、静岡県富士宮市で鉢花生産を始めて25年になります。圃場は富士山の恵みである豊かな地下水を利用し、準高冷地の気候を生かして、発色に拘った高品質の生産に取り組んでおります。現在は350坪のハウスと100坪のハウス2棟管理しており、春はペチュニア、冬はポインセチアとユーホルビア・ブラックバードの生産に励んでおります。

高橋園芸様のポインセチアは6号サイズのみと少し大きめの仕立てとなっております。品種も基本の赤に加え、ゴールド系・ホワイト・ライム・ピンク系など幅広く生産されております。11月10日過ぎより12月初旬頃までの出荷となります。

ポインセチアはクリスマスの装飾遣いはもちろん、お部屋のリビングに一鉢置けば色鮮やかなカラーで雰囲気がガラリと変わること間違いなし!お部屋での管理は、昼間は明るい窓辺で夜間は寒くならないよう部屋の中が理想です。しかし、暖房機の近くだけは避けてください。お水は土の表面が乾いたら鉢下から水が出る位たっぷりと。決して受け皿での貯め水は避けてください。根腐れの原因となります。まだ、色づいている苞はデリケートなのです。水が掛からないよう気をつけてください。

これから色とりどりのポインセチア達がクリスマスに向けて増えて参ります。是非、お部屋に一鉢飾ってみませんか?